迷った時ほど遠くを見よ。
近くを見れば見るほど船酔いする。
あらが見えてくる。
遠くまで見てみると、実はそんなものは誤差だとわかる。
▶孫正義(実業家)
夢は通過点となった時、あっさり叶う。
その王さんが、選手時代本塁打が699本、あと1本で700本と迫った時、
大スランプに落ち込んでしまった。「あと1本」というプレッシャーで、ホームランが打てなくなつてしまったのです。
700本目を期待して、連日球場に大勢のフアンが足を運んでくれるのに、期待に応えられない。
なぜ、打てない?
打てない日が積み重なっていくと、
王さんの苦しみも増していった。
夜も眠れず、食事の味もわからなくなったそう-
-。
そんなとき、王さんに古武術を教え、「1本足打法」の生みの親ともなった、
その翌日---
スコ ----------------------- ン!
700本目のホームランをかっ飛ばしたのです。藤平さんはなんと言ったのか?
「あと1本で700本じゃなくて、あと101本で、800本と考えてみればいい」とアドバイスしたのでした。
王さんは、この言葉を聞いてからホームランラッシュが続き、ついにベープ・ルースの記録を塗り替えました。
目先のことだけ意識してしまうと、そこまでしか「気」が通らないということです。
100キロ先まで見れば、100キロ先まで「気」が通る。
夢は、通過点になったとき、あっさり叶っちゃうのです。
see you
By Mac